読書と手紙にまつわるお店 アムレテロン

〒166-0002

東京都杉並区高円寺北2-18-10
03-5356-6639
※高円寺北口から約5分 ※不定休 
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covert.amleteron (at) gmail.com 
  

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2013/07/25

響く余韻から繋がるもの



※だいぶ変則的な営業時間が続きます。


7月26日(金)のオープンは14:00〜17:00です。

7月27日(土)のオープンは12:00〜18:00です。

7月28日(日)のオープンは12:00〜18:00です。


※29日(月)はお休みです。



アロマスタイリスト sous le nezさんによる
Amleteronのための香りのミストができました。


「響(hibiki)」


この香りを作っていただく際に、
わたしからsous le nezさんにイメージするテキストをお送りしました。
そのうちのひとつに、
わたしが時々企画するイベントに「afterglow」というタイトルをつけるきっかけとなった詩もあわせて送りました。
そのイベントを告知などしていたわたし個人のブログに
何度か掲載していたこともありましたが、あらためてこちらでも。

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視ろ
反射した残光が
君の眼のプリズムで
屈折するぞ

聴け
風が千々に乱れた
君の心を
溶接するぞ

独り歩いて
感じろ

自転する天体の
公転する遊星の
摩擦を

《独り歩き》木多久利須
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むかし活動していた、
ミシンというバンドの木多さんが自費出版した詩集は大切な宝物で
枕元の聖書のごとく、いつもわたしの傍らにあります。

そうして
晩春からはじまって、四季の移り変わりを詩い、
季節が廻りまた春のはじまりについて綴ったこの詩から響く余韻は
わたしの活動の基盤にもなっています。

読書や手紙の筆跡をたどる(読む)ことも
余韻のひとつだと思い、この詩をお伝えしました。


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これまでで一番難しかった。
と、おっしゃるsous le nezさん。
なかなかどうして。
わたしの静かなふりして熱い気持ちを大きく汲んでくださり
とても素敵な香りのミストを作っていただきました。


↓sous le nezさんより
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 (今回の依頼ほど難しい依頼は、ありませんでした。
 たくさんの言葉、たくさんの要素。
 伝えたい、様々な想い。)

 何度か読むうちに頭に浮かんだ「残」という文字。

 残ること、繋がること。
 向こう側と、こちら側を繋ぐような香り。

 繋がりがあるから、千切れ。また、契る。

 Amleteronという場で繰り返される、
 繋がっては千切れ、また別ものへと契り、また残るもの。
 その惑星のようなリズムを香りから感じていただければと思います。


 【使用精油】
 フランキンセンス・サイプレス・マージョラム
 ブラックペッパー・レモン
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惑星のようなリズム!
どんな香りがするか、どうぞ確かめにいらしてください。