読書と手紙にまつわるお店 アムレテロン

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2019/01/19

枕元の聖書のような















■ 営業日、時間の予定 ■

※1月20日 お休み


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◎ 1月22日(火)13:30〜19:30

※1月23日 お休み
※1月24日 お休み

◉ 1月25日(金)14:00〜19:30

◎ 1月26日(土)13:30〜19:30

◉ 1月27日(日13:30〜19:00


◎ 1月28日(月)14:00〜19:30

◉ 1月29日(火)13:30〜19:30

◎ 1月30日(水)13:30〜19:30

◉ 1月31日(木13:30〜19:30




★ 予告の予告 ★
山本アマネ個展 「stroll」3月9日(土)〜24日(日)
UZURA ワークショップ「はじめての靴みがき」3月31日(日)





【 枕元の聖書のような 

とても大切にしている本があります。
自費出版された詩集で、当時その作者のやっているバンド音楽が好きで、
その方が詩集を出したことを知り、おそらく為替を送って取り寄せたのだと思います。
ワープロ打ちされた文字に、手書きの日にちとサインが入った手紙も一緒に挟んだまま。

その詩集には、その方の苦悩や暮らしている場所を感じられるような言葉が綴られており、
知らない場所の四季を謳った詩や短編は、送られてきてからずっと、
まるで枕元の聖書のようにわたしの傍にいつもあり、
折にふれては開き、
「末永く可愛がってやって」と、手紙にあった通り、いやそれ以上にわたしにはなくてはならないものとなっています。

その方はそれからほどなくして音楽活動をしている様子もなく、
新たに本を出した様子もなく、
インターネットにたくさんの情報が載っている現代ですが、
どこにどうしているのか、まったくわからないまま。

それでも、詩集を開けば、その方の世界を垣間見ることができます。
手紙を挟んだままなこともあり、その本自体がまるで手紙のように読んでしまうこともあります。


そんなふうに、ずっと大切にしていて、
時を経ても何度でも開く本はありますか?