読書と手紙にまつわるお店 アムレテロン

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03-5356-6639
※高円寺北口から約5分 ※不定休 
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2019/07/05

夢の続き【御礼】 - 「耳の夢」KENJI KITABAYASHI & GENNHIRAQUI SOLO & DUO EXHIBITION




■ 営業日、時間の予定 ■

◎ 7月6日(土)13:30〜19:30

◉ 7月7日(日)13:30〜19:00


※7月8日 お休み

◉ 7月9日(火)13:30〜19:30

◎ 7月10日(水)13:30〜19:30 都合によりお休みします。

※7月11日 お休み
※7月12日 お休み

◉ 7月13日(土)13:30〜19:30

※7月14日 お休み



◎ 7月15日(月)13:30〜19:00






◉◎◉ 何者からかの手紙「届かなかった手紙」展 】開催中 ◉◎◉

日時: 6月22日(土) 〜7月7日(日)

◉詳細 →






















【 御礼 - 「耳の夢」KENJI KITABAYASHI & GENNHIRAQUI SOLO & DUO EXHIBITION 】

すっかり日が経ってしまいましたが、5月より約1ヶ月半近くにわたり開催しました、
「耳の夢 KENJI KITABAYASHI & GENNHIRAQUI SOLO & DUO EXHIBITION」、
実にたくさんの方に来ていただき、ありがとうございました。

今回の企画は、はじめに載せたように、
ふたりはこれまで会ったことがないままに、
わたしの前で互いの作品を褒めちぎっており、
ならば作品展として会合しようじゃないか、と考えたものでした。

ところがシンプルな二人展ではなく、
それぞれの作品をがっつり観る期間と、
2人の作品を同時に観る(並べる)期間のどちらもほしいと思ったこと、
ここ、アムレテロンでやっていただくからこその何か一捻りあるものにしたい、と考えたこと、
そんなことなどから
それぞれの個展と二人展のある、3つの会期でひとつの作品展となる壮大な企画となったのでした。


一般的に作品展というと、
個展、二人展、グループ展などで会期はひとつとなりますが、
ふたりのアーティストによる、3つの会期で個展と二人展の両方が続けざまにあるなんてそうそうにはないかと思います。
そんなわけでこの企画をおもしろがって快諾してくださったおふたりでしたが、
想像を超えた創作の期間ともなったのでした。


最初の北林さんのソロで北林さんは「これはぶんちゃんから苦しめられているわたし(の様子)です」
と言って出展されたドローイング作品がありました。
半分冗談だったかもしれません(いや、まったく本気だったか…)。
するとデュオの設営で元くんが「こっちは僕がぶんちゃんに苦しめられてるところ」という作品を持ってきたのでした(!)。
北林さんの作品はソロ期間用でしたので、デュオではさげる予定だったのですが、
ならばこのふたつの作品を並べて展示しましょう、となり、
それは新たに「アムレテロン被害者の会」が発足してしまった瞬間でした。


ふたりの作品はそれぞれの強い個性を放ちながらも親和性があり、
しかしそれはどうしてか、不思議に思うことはなく、このアムレテロンに共在していました。


北林さんは1990年に二人展をやられて以降、2016年にズビズバーのCDジャケットのイラストを手がけるまで、
公に絵を発表しておらず、初めて北林さんの作品を観る方もいらっしゃったほどでした。
かたや、元くんは最近では年に数回個展を開催していますが、これまでに観ない新しい技法や素材を使った作品を出展、
どちらの作品にもみなさん、驚きと感嘆を持って鑑賞されていたのでした。
また、今回全体的に音楽がテーマとなっていることもあり、
期間中はそれぞれが選曲してくださった音楽も流していて、
まさに、眼で聴いて耳で観る作品展となりました。

……
こんなふうに、いろいろを書くのは無粋かもしれません。
今回ばかりは、書き留めておきたいと思いました。
こんなに長くなっているのに、まだまだ書き足らないことばかりです。
しかしながら、作品展というのもライブ、
このアムレテロンに観に来られた方が個々に感じてくださったことがすべてとも言えるでしょう。
また変な企画やってやがるな、とおもしがってくださった皆さま、ありがとうございました。


会期の途中、6月9日には6周年を迎えました。
特別なことは何もしませんでしたが、ライブ、という意味でも毎日が特別です。
いつもありがとうございます。


会期中はこの作品展のタイトルと歌詞を使わせていただいた原マスミさんも観にきてくださいました。
快く使用を承諾してくださった原さん、そしてスタッフの志野さんに感謝いたします。


今回の作品展にあたり、文字通り全力投球してくださったおふたりに多大なる敬意を表します。
そしてまた、北林さんのご家族(ゆかさん、至さん、)にも深い感謝でいっぱいです。
作品展「耳の夢」はひとまず閉幕しましたが、夢はまだ続いていると思っています。


さて、この3つの会期すべてに足をお運びいただいた方には、「夢の続き」の一部をお渡ししています。
またアムレテロンにぜひともお立ち寄りください。